本業に集中するために

2020.04.28
カテゴリー:管理部

本業に集中できない弊害

NHKの逆転人生という番組で、中小企業の財務コンサルタントの話が紹介されていました。
この方は親の事業の借金を返済するために、エリート商社マンという地位を捨てて親の会社に入って協力することで借金を返済しようと目論むのですが、資金繰りに追われて思うように事業を上向かせることが出来ず、結局借金地獄に陥ってしまったという話でした。この方は自力で借金の減額をして事業に集中できるようになり、数年で完済して、その経験を基にコンサルタントとなったというストーリーでしたが、本業以外のことに時間と労力をとられて、ビジネスに集中できず、結局資金繰りに悪影響を及ぼしてしまったけれども、そこから解放されたらビジネスが上手く回りだしたというところに、シェア管理部の思いに通じるところを感じました。
社長が本当にするべき仕事は、会社の本業・ビジネスだと考えます。そもそもその会社のビジネスに経験や考えや勝算があって起業したのでしょうし、会社の属する業界や環境に精通していて、会社の方針を決めるべきなのは社長です。その社長が本業以外のことに時間と労力をとられてしまっては、本業がうまくいくはずもなく、それは会社の成長が止まってしまうことを意味します。
この方が借金の返済に目途をつけられた後にすぐに借金を完済できたことが何よりの証拠だと思います。

任せられる業務はアウトソースを

管理部業務は疎かにするべきだとは言いません。そもそもシェア管理部の母体は会計事務所であり、管理部業務の重要性はとても強く認識しています。
しかし、重要な業務だということは否定しないけれども、それを社長がやるべきかというと、そうは考えていません。
上述の通り、社長が本当に時間と知恵と労力を使うべきは、会社のビジネスだと考えています。
煩雑で、なおかつ誰かに任せることの出来る業務であれば、そこに時間を使わずにもっと売上と利益を増やすことに集中した方が、ステークホルダーも幸せにすることができるはずです。
時間は有限で取り返すこともお金で買うこともできないものです。しかし、今までやっていた(本来社長がやるべきではない)業務を誰かにやってもらうことができるのであれば、そのコストは社長の時間を買うためのコストに他なりません。