管理部, DX化, 効率化

Contents

1 管理部におけるDX化の必要性
2 クラウド会計ソフト、クラウドERPソフトの導入
3 AI、RPAの活用
4 業務フローの構築

管理部におけるDX化の必要性

働き方改革やテレワークなどが進められていますが、管理部においてはなかなか進まないという声が多く聞かれます。

その原因の一つとして、依然として紙での業務が残ってしまっているということが挙げられます。

結局請求書は紙で授受されているという事情や、稟議などの各種申請には押印が必要という事情など、管理部業務にはまだまだ出社が必要であり、また煩雑な業務が求められてしまうという状況があります。

しかし、これらの問題はDX化により解決できるとシェア管理部では考えています。

管理部業務においてもDX化を推進し、テレワークのハードルを下げるだけでなく業務の効率化も促進し、働き方改革にもつなげることを、シェア管理部では目指しています。

DX化についてお問い合わせ

クラウド会計ソフト、クラウドERPソフトの導入

管理部のうち経理のDX化を進めていくにあたっては、まずはクラウド会計ソフトの導入が欠かせません。

クラウド会計ソフトを導入することにより、

口座連携により銀行取引を自動で取り込み
請求書や給与なども自動化が可能に、また消込などもワンクリックで
クラウドなのでどこからでも操作が可能に、またダウンロードやアップデートも不要に

などの効果が期待されます。

また会計ソフトのみでなくERPソフトまで導入できれば、販売・購買や給与計算なども含めてクラウド化した上で、それぞれを連携させることにより業務の効率化も図ることができます。

シェア管理部ではクラウド会計ソフトやクラウドERPソフトの導入のサポートをいたします。
グループの会計事務所としては複数のクラウド会計ソフトの認定アドバイザーなどになっており、またクラウドERPソフトについてもプロフェッショナルパートナーなどになっているため、スムーズな切り替え・導入に向けたサポートが可能です。

AI、RPAの活用

シェア管理部ではAI OCRの活用を進めています。
AI OCRが請求書などの書類を読み取り、相手先や金額などの情報を収集、支払業務などに活用することができます。
様々な形の書類を読み取るためには初期設定が必要な場合がありますが、シェア管理部がサポートいたします。

管理部業務のDX化、効率化においてRPAは非常に有効です。

特定のデータから請求書を作成し発送する
予め設定された日時に給与計算を実施する
AI OCRなどで読み取った請求書から振込データを作成し、支払いを準備する

これら定型業務はRPAを設定することにより、自動化することが可能です。
RPAの設定にもソフトの知識や業務の理解が必要ですが、シェア管理部は双方を備えており、適切な設定と運用のサポートをいたします。

API連携の活用

昨今は様々なSaaS型のツールが提供されていますが、これらはそれぞれ独立して利用するのではなく、相互に連携させて活用することができます。
転記をしたり、一方のデータを参考に他方へのインポート用のデータを作成したりするとミスが生じたり時間がかかってしまったりするリスクがありますが、API連携であればワンクリックでデータの連携が可能になります。
シェア管理部ではAPI連携を見越したクラウドツールの提案や、API連携のサポートをいたします。

業務フローの構築

現状のフローの把握、可視化

管理部業務をDX化していくためには、現状のフローを把握して機械化のための業務の標準化をしていく必要があります。
そのためには、DX化において活用するツールの理解や、管理部業務そのものの理解が欠かせません。
DX化の第一段階として現状の業務フローを可視化し、業務の目的やアウトプットなどを整理していきます。

DX化に適した効率的な業務フローの検証

現状の業務を結果が変わらない形で改善していき、機械化できる業務についてはRPAなどのツールで代替させていきます。
人間が行っている業務をそのまま機械化しようとしても、ロボットには不向きであったり、設定が過度に煩雑になる結果、運用・保全に支障をきたしてしまっては本当の意味での効率化にはつながりません。
現状の業務フローを、機械化に適したフローに再設計することが、結果として業務の効率化につながる可能性が高くなります。