会社は今まで事業の成長を続けてきたものの、管理部の専属担当者が不在のままきてしまった。
支払い等は社長が、その他の業務は他部署の社員が兼業の形で担当しており、当該社員は兼業を続けた結果、ある程度は管理部業務がこなせるようになったため、専属の管理部員の採用が後回しになってしまっていた。
ただし、管理部業務については専門ではないため、新しい事象への対応は困難で、会社が計画していた新規事業のスタートにも不安があった。
また、会社として上場準備を始める可能性もあったため、管理部体制を整備したいニーズがあった。
管理部不在のまま事業成長したお客さま
売上:十数億円 従業員数:30名程度
導入背景
導入内容
管理部業務について、可能な限り自動化を行うこととし、自動化が困難またはコストに見合わないと判断された業務について、シェア管理部へのアウトソースをして頂いた。
業務の自動化についても、自動化の前段階において業務フローの再構築コンサルティングを実施し、自動化がより容易になると同時に業務の効率化が図れるようにした。
導入効果
兼業にて管理部業務を担当していた社員の兼業は解消され、本来の担当業務に集中できるようになった。
また業務の自動化とシェア管理部による業務処理により、会社の始めた新規事業に対して、管理部としても対応できる体制を整えられた。
上場準備に向けた人員確保までの時間を確保することができ、また業務フローを整理したことで、人員確保後のアウトソースを前提としない業務処理や、上場準備業務がスムーズになることが期待できる体制とすることができた。